今年の出場大会は北海道マラソン完走に向けて練習ランという位置づけです。その中で洞爺湖マラソンを完走できたことは北海道マラソンのペースを考えるうえで重要なデーターとなります。この結果を参考に当日のペースを考えていこうと思っています。

特に洞爺湖マラソンでは呼吸は比較的安定していたものの30ｋｍあたりからの脚が棒のようになって前に進まない状態が大きな問題点。これを少しでもクリアできるようにすること。そのためには長距離走による筋肉の強化しかないと考えました。ハーフマラソン大会出場はもとより大会前の重要なトレーニングの一環として30ｋｍペース走を計画しました。まず最初に本番約１か月前（7/28）に2013北海道マラソン教室の30ｋｍペース走を受講予定。その前に30ｋｍ走を経験しておこうと２回挑戦しました。森林公園から北広島までの往復でほぼ30ｋｍとなりますが、北海道マラソンのコースとはちょっと違い多少のアップダウンはあるものの信号機は比較的少ないコースです。１回目（6/20）＊は完走できず途中から歩き（27.21ｋｍ　3：12：52　7:05min/km）、２回目（7/15）＊は何とか完走（30.07ｋｍ　3：38：07　7:15min/km）。いずれもｋ７分以上かかってへろへろ状態。そして7/28マラソン教室を受講＊。メイン講師は立正大学　山西哲郎先生。実技では給水・給食コーナーや急病者対応の自転車隊も準備。豊平川河川敷左岸を下流に2.5ｋｍ、折り返してスタート地点に戻りそのまま上流に2.5ｋｍ。折り返してスタート地点に。これでちょうど10ｋｍ。これを３周です。給水はこのスタート地点に設置されているので5ｋｍごとに給水が可能となっています。ただ、このコースは札幌・豊平川市民マラソンなどでも使われるコースで大の苦手。上流に向かっては緩やかな登りとなっています。ただ目視では登りは感じでないのですがきつさだけを感じるいやらしい坂です。

例によってクラス分け。ペースメーカーがつくのですが私は一番遅いｋ7分のクラス。それでも今までの30ｋｍ走ではそこまでのペースではありません。気温は２３℃と比較的涼しく時折雨が降るコンディション。本番の北海道マラソンではこんな走りやすい状態ではないでしょう。とにかく少なくても今回の30ｋｍ走は完走はしなければ本番の完走はおぼつかないことは確かです。結果的には完走できましたが、25ｋｍ手前あたりで雨が本降りとなりました。「この天気なので本日はここまで！！」という係員の指示を期待したものの「はい、あと5ｋｍ」という非情な掛け声。最後の2.5ｋｍは下りで楽になるだろうと期待しながらペースメーカーについていく。折り返して下り。残り2ｋｍで我慢ができずペースメーカーを追い越す。後ろのコーチから「本番は30ｋｍで終わりでないのでペースを守って」のコール。こんなつらいランなんて早く終わらせたい一心でペースアップ。いつもは一人で走っているので一人旅のほうがストレスが少なくちょっと早めにゴールしました。今回の３０kmペース走と5/19の洞爺湖マラソンのラップタイムと通過時間を比較してみました。（下表参照）ほぼ同じペースですが洞爺湖のほうが前半のペースが速い。ただ30ｋｍすぎにはがくんとペースが落ちている。結局k７分で完走しているが前半での貯金のおかげと考えるか前半はペースオーバーと考えるか。今回の30ｋｍまでのk７分で本当に30ｋｍ以降順調に走れるのか不安です。期待は当日の応援でどのくらいモチベーションが上がるか。大体本番では火事場の馬鹿力ではありませんが結果的に思ったよりいいタイムが出ています。不安材料はやっぱり当日の気温。そしてロスタイム。昨年の場合はスタートまでに7～8分かかっているとのこと。大会の要綱によると最終打ち切りポイントは41.6ｋｍ地点の５時間０５分。ロスタイム・給水時のロス等１０分を見積もると（305分-10分）/42km＝約7分/km。計算上は７分/kmでOK。そこで当日の戦略。やっぱりk７分では不安がいっぱいです。洞爺湖Mと同じように苦しくない程度にｋ6分45～50秒で行けるとこまで行くことか？