第27回 春一番 伊達ハーフマラソン報告  

  

洞爺湖のホテルからの大会当日の羊蹄山
洞爺湖のホテルからの大会当日の羊蹄山

2014/4/22記

いよいよ北海道にもランニングシーズンが到来です。

春一番を告げる伊達ハーフマラソンが始まりました。この大会は昨年も走っています。ただし、私のランニング足跡としてレポートするのは今回が初めてとなります。昨年は高速道路を使い前日登別に入りましたが今回は中山峠経由で洞爺湖宿泊です。用心のため冬タイヤでした。当日は快晴。写真は宿泊ホテルからの眺めです。逆さ羊蹄山を見ることができました。今日はきっといいことが…。

 

 車でホテルを8:30出発。約20分で会場着。風は少し冷たいものの大会開始時にはまずまずの天候。新聞報道によると開会時の気温は約11℃。ただ、じっとしていると肌寒い。

 

さて、今回の戦略は・・・。

「私のランニング足跡2014」でも書きましたが、年初からこの大会は呼吸が苦しくない程度で時計を見ずに力いっぱい走ろうと相変わらずのざっくり戦略を考えていました。いままでの大会では途中で脚がつったり、ばてばてになって完走できなくなったりするのではないかといろいろ心配していました。しかし2012年からハーフを5大会走って全て完走できたことが自信にもなっているようです。最近、意外と体は自律的に考えているのではないかと思うようになってきました。最初に今日は何キロ走ると決めると体がいろいろなファクターを計算してペース、心拍数、呼吸などをちょうど良い塩梅に調節してくれるのではないかと・・・。それには時計を気にせずに体からの信号、きついかorきつくないかで走った方が効率よいのではないか。ざっくり戦略は昨年のおたる運河ロードレースでもとった戦略ですが、結局ベストタイムでした。ゴール前ではヘロヘロでしたが…。

今回のコースはスタートから15~16kmまでは登りですが、後半の5~6kmは下り。前半多少飛ばしても気は楽です。

 

そこで今回のテーマは

 

 とにかく「恐れず、そして楽しもう」

 

です。

スタート地点です。
スタート地点です。

予想タイム2時間~2時間30分の一番後ろのスタートです。

花火の合図でスタートしました。

やっぱり動き出すのに時間がかかります。

約1分40秒ほどのロスタイム。

スタート直後の様子です。皆さんまだ元気いっぱいの走りです。伊達市の街に向かいます。私の調子も今回はいいようです。この日のための調整ランを3日前に16km走っています。今年になって練習ランの間隔をいろいろ試してみましたが3日後~4日後が一番体が動きやすい感じがします。連荘は極力避けるようにしました。また、最近特に呼吸が楽になってきたように感じます。以前は走り始めて4kmまでは呼吸が整わず苦しさを感じていましたが最近はそれがなくなってきました。今日の走りもそんな感じで走り始めの体調はGoodです。

↓スタートから2km過ぎ辺りです。

武者太鼓で一生懸命応援をして力をいただきました。

応援のみなさんいつもありがとうございます。

 

錦大通を進んでいくと赤い橋が見えてきます。

橋のたもとでも応援していただきました。

お二人さんが歩道に腰かけて観戦です。

↓さらに錦大通を進んでサイクリングロードに入ります。

旧胆振線だそうです。

有珠山が見えてきます
有珠山が見えてきます

遊歩道をしばらく行くと左手に有珠山が見えてきます。この道沿いには伊達温泉があり一度はいってみたいと思っています。伊達温泉からも応援していただきました。

5km地点
5km地点

このあたりから第一関門の折り返し地点まで緩やかな登りとなっています。このくらいの登りは恐れずに進みましょう。

昭和新山が見えてきます。

山間から恐竜が出てきても絵になるかも・・。

 

第一関門の折り返し地点は間もなくです。

折り返しのランナーが見えます。

登りもちょっときつくなってきました。

登りきると折り返し地点が目の前です。

下りです。その分折り返すと登りになります。

折り返して登りきると下りです。

10km付近です。

この後伊達トンネルまではきつい登りになるのでここは息を整え上り坂に備えます。

上り坂が見えてきました。

覚悟はいいでしょうか?

 

上り坂を登り伊達トンネルを抜けると次の信号を左折して12.5kmの給水ポイントに向かいます。10km以降はそれまでの1km5分台から6分台のペースにダウン。12.5kmまでは7分20秒台にさらにダウン。

12.5kmの給水ポイントです。最近の練習ランでは16km前後走りますがドリンクは持たずに走っています。そのため給水の必要性は感じないのですが、大会ではなるべく少しでも給水することにしています。今回の大会でも口を水でゆすぐように心がけました。さて、ここを通過するとすぐ右折です。この後はアップダウンが続きますがこのコースの一番標高の高い地点です。高原の景色を楽しみながら先を急ぎます。

15kmを過ぎると館内小学校方面に進みますが、ここの景色は最高。左から有珠山、正面に昭和新山そして右には雪の羊蹄山を望むことができます。このあたりはやや下っているのでしょうか5分40秒ほどの私としてはハイペースで進みます。

第2関門を無事通過し、残り5km。ここからは下りが続きます。最近の練習ランでは1回16km前後走っているのでこの地点ではいつもの練習距離と同じくらい。しかしこれからは下りが続くので精神的には楽。呼吸も問題なし。脚もダメージはなし。

下りが続きます。腕振りに気を付け、骨盤を動かします。ストライドが広くなっているのがわかります。負荷があまりかからないので体を大きく動かし風を感じて走ります。

ゴールに戻ってきました。スパートをかけ1km5分で走り抜けます。動画は私の息切れが生々しく記録されていました。

完走のご褒美 キノコ汁です。

タイムは

2時間6分7秒

自己新記録です。

 

時計を参考にしないでからだの言うことを聞いて目いっぱい走りました。

今大会のテーマ 

恐れず、そして楽しむことができました。

今の私の最高のパフォーマンスです。

 

大会当日のランニングデータはこちらです。