4月の伊達ハーフマラソンに続いて5月はノーザンホースパークマラソン(ハーフ)に出場しました。この大会も「私の気になる大会」の一つです。しかし同日に洞爺湖マラソンも開催されるので選択に迷います。今年は6月に函館マラソン(フル)も予定しているので5月はハーフを楽しもうと洞爺湖Mはパス。エントリーフィーはハーフ¥7,000-と少々お高いですが食いしん坊のみねごん、食事がいいとのうわさを聞きつけ奥さんと一緒の参加です。またロケーションも札幌から車で約1時間と日帰りも十分可能。新千歳空港からもシャトルバスが運行しているそうです。
ハーフのスタートは11:00なので朝はいつも通りの起床&朝食。
聞くところによると食事は大会会場で食べ放題状態と聞いていたので早めに出発して現地で食事とも思いましたが、やり慣れないことをするとろくなことはないと自重。
自宅は8:00頃に出発。途中道に迷ったりしたものの9時過ぎには会場に到着。
駐車場(駐車料金\1,000-)に車を止めてシートを持ってスタート・ゴール付近に前線基地確保。スタート・ゴールゲートはザ・キッチンK's Garden前の大通りに設置されており南に向かってスタート&ゴールです。
ちょうどトレイル7kmのスタートで会場は盛り上がっています。
そして早くも先頭走者のゴールです。なんと先導はお馬さんです。
気温は15度前後で風が強いのでじっとしていると肌寒いくらい。まずは体を動かそうと園内探検開始。
ザ・キッチンK's Garden前の駐車場には特設ステージが設置されています。大きなスクリーンも。レース終了後にはこのスクリーンに競馬の実況中継するらしい。
そのほかにもテントが並ぶ一画があり、即売所やら食事やらをいただけます。食べ放題状態ですが出走前には自重です。
園内の北側にはバックヤードグリルがあります。グリルといいながら大会当日は荷物預かり所や更衣室などに利用されています。スペースが広いため混雑で着替えるのに不便は感じません。スタート&ゴール地点に前線基地を確保するよりもここで荷物を預け着替えたほうがいいと判断。バックヤードグリルに移動。ノーザンホースパーク園内にはいろいろな施設が開放されており居場所に不自由なことはありませんでした。さすが北海道です。スタートまでここで待機です。
スタート30分前から準備体操です。特設広場では福島和可菜さん司会、橋本聖子大会会長が準備運動の指導です。一通りの準備体操が終わった後も特に股関節周りの自主ストレッチ。昨年、腰を痛めたときにスポーツクリニックで股関節と臀筋のストレッチを指導されたためです。私の走り方は「とぼとぼ走り」、よく言えば省エネ走法?だが上体は前傾で足がついて行っていないらしい。一つの理由は股関節の動きが悪いとの指摘がされたこともありました。昨年の北海道マラソンでは1か月前にランニング3軸理論(著:鈴木清和氏)によるにわか仕込みのスイング走法なるものを試しました。確かに「とぼとぼ走り」よりもペースは上がることは実感しましたが、30km過ぎには脚の攣りまくりでひどい目に。でもハーフまでは順調だったので今回は股関節周りのストレッチで動きを滑らかにしてもう一度試してみようと考えていました。スタート前奥さんとも今回はそれぞれのペースでと確認しあったので心置きなく自分のペースで行ってみようと…。
さらに4月の伊達ハーフマラソンで試した母指球着地。今回も母指球着地で二度目の挑戦。そしてシューズはもちろんサブ4用のLYTERACER TS 4-wide。
ところで今回のコースの特徴は?
高低差ほとんどなし。緩やかの丘を這うコース。周りには馬やら牛がゆったりと草を食んでいる。こんな景色は道東や富良野・美瑛あたりでしか見られないかと思っていましたが札幌から車でたった1時間の移動で見られるとは・・。
北海道マラソンや千歳JAL国際マラソン、洞爺湖マラソンとはまた違った北海道らしい風景を楽しむことができます。
ただ、沿道での応援はほとんど期待できないかもしれません。
そうなんです、馬と牛しかいません。(^.^)
さてスタート時間が迫ってきます。例によってペース別に整列します。一番遅いところは?と探すと「100分以上」。これが一番遅いグループらしい。2時間以上はないようだ。奥さんと一緒に整列。空はどんよりと曇っていて風は相変わらず強い。スタート時の風はアゲインスト。
スタートの号砲!!
と思ったが意外と静かなスタートです。
わが愛機garminのスタートボタンをピッ。
スタートラインを通過時にラップタイムを刻むボタンをもう一度ピッ。
ロスタイムは26秒。
スタート地点から南に向かいますがなだらかな下りです。道道10号線までの2kmくらいまでは馬と牛が見送ってくれますが、その後の一般道はなだらかな丘を上ったり下ったり。garmin君の1kmおきのピッ音でペースを確認。ほぼk6分で進みます。
特に目標ペースは決めずにいつものようにボルグの主観的運動強度11~13の「楽である」~「ややきつい」でニコニコペース。ただ向かい風が強いので体が大きくペースの同じような人を見つけてはその後ろにぴたりとつきます。そして母指球着地と股関節のスムースな動きを意識します。
道道10号線から国道129号線に向かう一本道では右手の丘の向こうに特急列車が走っていくのが見えます。JR千歳線でしょうか。風は向かい風ですが体も少し暖かくなりむしろ気持ちがいい。周りの景色も申し分ない。
国道129号線にでて左に曲がり東に向かいます。10日ほど前、車で下見に来たときこのあたりから道に迷ってしまいました。実際のコースはこの129号線を1kmもいかずに左の比較的細い道に進みます。下見の時はこの小さな道に気づかずに直進してしまったのが大間違いだったようです。
先ほどのアゲインストから右からの風に変わってきたので上体をやや左に向けて進みます。
7.6km付近の第一給水所です。特に必要は感じなかったが用心のためにスポドリ給水。
昨年の北海道マラソンでは付け焼刃のスイング走法だけではなく水のみの給水だったことが脚攣りの原因の一つではないかと。今回はなるべくスポドリを。
このあたりから南進するのでフォローの風です。
それにして雄大な緑の丘が続きます。
今回の大会は景色に目を奪われていたせいかペース確認は気にしていなかったんですが、時折鳴るピッ音でgarmin君を見るとどうもその後もk6分を切っているようだ。
無事8km付近を通過。
ラップタイム:48分39秒
いつものことですが走り始めて7~8km付近から呼吸も整いリズムもでてきて比較的楽に走ることができます。フルなどの長距離ではここで調子に乗らずに抑える意識が必要となりますが、ハーフなら何とかなるのではないかと自然のペースを刻んでいきます。
10km関門には経過時間が確認できる。
通過時間59分26秒
(記録証で参考10km通過タイムが確認できます。)
過去に10kmの大会出場は1度だけです。走り始めて次の年2013年石狩サーモンマラソンです。
その時のタイムが1:01:43
死ぬ思いで走った記憶があります。
みねごん多少は進歩しているようです。
11km付近からもう一度ノーザンホースパークに入りコの字のルート。
あとから地図で確認したところコの字の中はノーザンホースパーク空港となっている。飛行機の発着場があるの?
コの字の出口では給水。
そして再び一般道。
一般道を2kmほど北上し左折するとみたび園内に。
すぐに3つ目の給水所。
ここにはトウモロコシやらバナナの給食も。
トウモロコシは消化に悪いのでバナナをいただく。
とはいっても一本まんま。
オドロク
こんなに食べられない。
ここの給食所でかなりのタイムロス。
結局ここの1kmは6分40秒もかかってしまったようだ。
それにしても14km過ぎてノーザンホースパーク内を走っているつもりでもまた園外に出たりしてどこからどこまでがノーザンホースパーク内のかわからなくなってくる。
最後の給水所か。
なんと今度は牛乳が・・。
これはいただかなくては・・。
うっうまい!!
ミルクの風味が疲れを取ってくれる。
道端には飲みかけのミルクを捨てた白い液体が目に入る。もったいない。
立ち止まって全部飲み干す。
またタイムロスだ。
やっとスタート地点の見慣れた景色が目に入る。
まずは愛車プリウスを止めた駐車場、
きゅう舎にパドック。
園内の周りの曲がりくねった道を回りようやくゴールです。
全体的にダメージは少ないものの、やはり脚の所々がつりそうな感じがする。ハーフまでは何とか走れるがフルの場合21km以降が心配だ。
ともあれ無事完走を果たし参加賞・記録証などを受け取る。
成績は
Gross Time: 2:04:50
Net Time: 2:04:23
10km通過時(参考) 59:26
とりあえずPBでした。
ところで奥さんはどうなった・・・?
私のゴール後約6分後、奥さんが元気にゴール。
よかったよかった
さあ食べ放題だ。
とはいえあんまり食欲はない。汁物がほしいのでラーメンをいただく。おにぎりなどのセットメニューのコーナーは長蛇の列。
カレースープ鍋、特製ジンギスカン、牛ひれステーキなど食す。
しばらくテント内で休んでいたがやはり風が強く寒いので近くのザ・キッチンK's Garden内に移動。お楽しみ抽選会までしばしのお休みです。
表彰式やらチャリティーオークションやら終わり、3時ころにはお楽しみ抽選会が始まる。ランナーもぞろぞろ特設広場に集まり始めてきます。
ロスアンゼルスマラソンやらハイテクハーフマラソンの大会出場権(旅費込み)そして一口馬主やらが当たるらしいが、気持ちよくかすりもせずに終了。
天気にも恵まれ多少風が強かったものの中盤以降は追い風だったので印象は悪くはなかった。
ノーザンホースパークマラソンは特に道外の方にお勧めです。何よりも景色が北海道らしいく素晴らしい。食事もナイス。スペースもゆとりがありなんと託児サービスもあるとのこと。交通の便も千歳空港から近いし連絡バスも運行している。やはり施設やら広場やらが広いのでゆとりをもって 競技に集中できます。
奥さんの参加賞はTシャツ以外も石鹸やらローション、クリームなどのセットもいただいたようです。
初めてのノーザンホースパークマラソン終了しました。
次は6月26日(日)函館マラソン(フル)です。
上半期一番の目標大会です。
1週間ほど体を休めてまたトレーニングに励みます。
おわり
2016/05/18 記
↑このスナップは下見時の写真です。
↓大会当日の写真です。
当日のgarmin君の記録はみねごんのブログをご参照ください。