2016年を振り返って

 

2016年を振り返ってみて成果と課題は以下の通りです。

 

【成果】

  1. フルマラソンの記録を更新できた
  2. 「野幌森林公園を走る会」の運営が軌道に乗ってきた
  3. ボランティア活動範囲が広がった

【課題】

  1. フルマラソンの記録アップのためにはトレーニングの質の検討が必要
「野幌森林公園を走る会」運営のための人材育成
仮想日本一周進行状況2016年/2015年

月間走行距離推移

目標走行距離

(km)

実績走行距離

(km)

1 100 89
2 100 112
3 180 181
4 180 174
5 200 186
6 180 200
7 180 196
8 180 152
9 200 172
10 150 151
11 150 72
12 100 89
 1900  1775

【年間走行距離について】

 

2016年の年間走行距離は1,775kmで目標に△125kmで終わりました。推移を見てみるとおおむね予定通りでしたが11,12月の落ち込みで年間目標未達成でした。気温が下がる冬場には根性のないみねごんです。しかし当初から月間走行距離200kmを超えないようにすることを気を付けていたのでこれはおおむね達成です。一番の収穫はけがや風邪などの病気にかからなかったことがよかったと思います。 

 

一方長期目標の仮想日本一周計画の進行状況は累計走行距離9,151kmで現在九州日向市のあたりを南下中です。

 

まだまだ先が長いのでこれからも走り続けることになると思います。

 

 【成果】

1.フルマラソンの記録を更新できた

2015年 Net 平均心拍数 2016年 Net 平均心拍数
奥尻ムーンライトM 4:58:25 157bpm 別海町パイロットM 4:43:54 146bpm
北海道M 4:59:52 159bpm 函館M 4:53:10 156bpm

 大会によってその時の気象条件やコースそのものが違うので単純に比較はできません。しかし2012年に走り始めてずっとフルの記録はほとんど変化がありませんでした。ただ今年はそれまでに比べて15分程度の記録の更新ができました。記録的には些細な進歩ですが体力的にはゴール後のヘロヘロ感が全くありませんでした。ペースもほぼイーブン。両大会ともラストスパートをかけることができるほど元気でした。平均心拍数を見てもそれまでのフルマラソンでは160bpmに近い150bpm台でしたが直近の別海では140bpm台で走りきることができました。日々のトレーニングでも確かに心拍数は少なくなってきていることを実感しています。5年たってようやく長距離を走る体に変化してきたように感じます。

走り始めの時は右ひざ関節の鵞足炎がひどかったのですが最近はほぼ気にならなくなったことも大きな変化です。

 

次の段階は4時間30分をきることが目標?。そうすると平均ペースを6min20sec/km以内。それには今の走り方自体を変えることが必要になるかもしれません。その辺の目標とトレーニング方法についてこの冬の検討課題です。

 

2.「野幌森林公園を走る会」の運営が軌道に乗ってきた。

 

2015年6月参加者6名からスタートした「野幌森林公園を走る会」。

毎月第2日曜日有志が集まり野幌森林公園の遊歩道を約10km1時間半から2時間かけて走る会です。

今年は2月、12月天候不順のため中止となりましたが、計10回開催できました。

会といっても会則があるわけでなし入会金やら参加費があるわけでもない非常にゆるい会です。そのせいもあってか出席者数も少しづつ増えてきました。

  2016年 2015年
実施回数 10回 6回
延べ参加者数 90名

38名

1回あたりの平均参加者数 9名

6.3名

会員数 33名 18名

走る会の参加の動機についていろいろご意見を聞いてみると

一人で野幌森林公園内の遊歩道に入ると道に迷う心配があること、森林公園の奥は人気のないところもありみんなと走ると安心なことが参加者の増加につながっているようです。また走った後の北海道遺産にもなっているモール温泉(森林公園温泉きよら)と行列のできる居酒屋吉里吉里での昼食会での情報交換も好評です。

ランナーと一口に言って目標やら目的がそれぞれ違う人が集まっています。

走力強化のためにアップダウンのあるクロスカントリートレーニングとして位置付けているランナーや自然の空気を吸いながら四季の風景を楽しみたい方、昼食会での情報交換に魅力を感じている方それぞれ目的は違いますが「ランニング」と「野幌森林公園」をキーワードに人のつながりができることは素晴らしいことです。これからもこのような「場」を皆さんに楽しんでいただけるようにお世話を続けていきたいと思います。

ただ遊歩道のルートは初めての方にとっては非常に難しいです。一度遊歩道に入ると方向感覚がくるってしまってどこを走っているのかわからなくなったり、一度通ったところでも行きと帰りで見る方向が変わると同じ場所とは認識できなかったり、全然違う場所でも一度通ったのではないと思ってしまったり結構迷ってしまうケースがあります。道しるべはあるので最悪なことはないと思いますが一周20km以上あり広いことと遊歩道も入り組んでいるのでひどい目にあうことはあり得ます。そのためコースを間違わないように導いていくペーサーが必要です。少しづつペーサーも育ってきていますがさらに充実した人材を育てることが今後の課題でしょうか。

2016北海道マラソン はまなす車いすマラソンGoal
2016北海道マラソン はまなす車いすマラソンGoal

3.ボランティア活動範囲が広がった。

 ボランティア活動については野幌森林公園を走る会設立の動機と共通点があります。

もともとリタイア後にはボランティア活動で汗を流そうかなんて考えていました。でも美しい気持ちだけでボランティア活動に入り込むとすぐにやめてしまうのではないか不安でした。幸いリタイア直前ランニングと巡り合いフルマラソンを完走できるように2年かけてトレーニングを続けていました。2013年念願の北海道マラソン完走。その後毎年2回のフルマラソンを完走してきました。そんな中昨年ひょんなところからランニング関係のボランティアの方からお誘いを受けました。喜んでお受けしました。

最初はボランティア事務所の不定期電話番から始まり、2月には北海道スノーマラソンのお手伝い。

3月にはなぜかボランティア組織の通常総会出席。

4月からはボランティア事務所の週1回の定期電話番&その他もろもろ事務作業。

5月から計4回の北海道マラソン教室運営お手伝い。

そして8月の北海道マラソン当日ははまなす車いすマラソンGoalでのビデオ撮影班を仰せつかりました。

 

2011年6月ニューシューズに足を通して20m走ったところで息が切れて歩いていたみねごんが

いまでは一丁前のランナー いやジョガーとして、ランニング関係のボランティア活動に生きがいを見出しているなんて考えもしませんでした。

人生どこににエポックポイントがあるのかわからないものです。

2014年北海道マラソンのトークショーにも出演されたウルトラマラソンランナー小野裕史氏のご著書「マラソン中毒者ジャンキー」のなかにこんな記述があります

 

 『小さなキッカケでも「ココロの羅針盤」の針が動いたら、まずは動いてみる。「できるかどうか」ではなく、「まずは、やってみる」』。

 

みねごんこれからも「ココロの羅針盤」を大事にしていきたいと思っています。

 

                                                   2016年12月30日 記