第36回石狩サーモンマラソン大会

2016/9/4

9月4日(日曜日)石狩サーモンマラソン大会10km走ってきました。

 

今までの大会ではハーフやフルの比較的長い距離を走ることが多かったのですが、今回は10kmに挑戦です。

10kmは私のマラソン人生で3回目。

走り始めたのが2011年6月でしたが、10kmを歩かず走りきることを年内目標とし10月の札幌マラソン10kmに挑戦しました。

 

結果は

 

01:10:38(net time)

 

K7分ペースでとにかく完走が目的でしたので十分満足した記憶があります。

 

次の10kmが2012年の第32回石狩サーモンマラソン大会でした。

石狩市役所
会場となった石狩市役所

この年の最大の目標はハーフマラソンの完走です。

幸運なことに2012年5月仙台国際ハーフマラソンでハーフ完走を達成しましたが欲が出てきたのか10月の札幌マラソンハーフにエントリーしようかどうか迷っていました。迷っていた理由は当時の札幌マラソンの途中関門が私にとって非常にハードルが高かったためでした。

一番引っかかりそうなのが9km地点58分の足きりタイム。

つまりロスタイムを含めて少なくともK6分20秒台で走らなければならない計算です。当時の私の巡航速度はK7分。それにロスタイムを加えるとかなり難しい縛り。それでもあきらめきれずに札幌マラソン前に10kmを思いっきり走ってどのくらいの成績を残せるのか。探した大会がこの石狩サーモンマラソン大会。

第29回石狩サーモンマラソン大会受付
会場到着後すぐに受付を済ませる

 目標9km58分。ロスタイムのことを考えてできれば55分以内が目標タイム。

 

当日の天気は快晴。29℃

 

平均心拍数176bpm。

最高心拍数190bpm。

 

結果は

01:01:439kmでは54:59

 

石狩サーモンマラソン大会参加賞
参加賞はシンプルなスポーツタオルです。

そこで今回の大会。

曇り。気温は24.9℃

やや南西の風があり。

気象条件としては前回出走時よりも走りやすそう。何よりも日差しが少ないことがうれしい。

会場まで車で移動、到着後すぐに受付を済ませゼッケン、プログラム集、参加賞(シンプルなスポーツタオルです)を受け取る。

 開会式では増田明美さんとその夫が壇上に上がりご挨拶。

前回と同じ光景です。

 そして10kmスタートラインに選手たちが集まります。その数500名余り。

どんな小さな大会でもスタート時は緊張します。

前日野幌森林公園の遊歩道を18km走っていたので疲労がたまっています。こんなとき無理をすると決まってけがをすることが多いものです。そこそこ頑張るつもりですが決してフォームを崩してはいけないと自分に言い聞かせます。こんなことを考えている中 増田明美さんが先頭から選手の緊張をほぐすかのように握手をしながら後方へと移動してきました。私も握手をしてもらいましたよ。

増田さんが最後尾で選手たちに言葉をかけています。

増田明美さん
増田明美さんのご挨拶

そして10時05分号砲。

 一斉に選手たちが前進します。ガーミンのスタートボタンをピッ。

18秒ほどのロスタイムでスタートライン通過。

無理をしないでとは言いながらそこはランナーのサガ。結構飛ばしていたようでK5分30秒を切るペースで最初の1kmを入る。心拍数は170bpm越え。呼吸は苦しい。先日のなんぽろリバーサイド駅伝の苦しさがよみがえる。5kmやら10kmの距離はハーフよりも苦痛を感じます。走り慣れないせいもありどんなペースを維持すればいいのかも見当がつかない。

第29回石狩サーモンマラソン大会スタート
10kmスタートラインに選手集合

結局戦略があるわけでもなく何となく一生懸命走っている。といっても変に力んでもけがにつながりそうなのでフォームをチェックしながら進む。後ろのほうから増田明美さんが選手たちに声をかけながらランナーをぬうように追い越していきます。走りが軽やかです。呼吸も乱れていません。私も何とか2km付近までついていきましたがそのうち見えなくなってしまいました。

5kmあたりからじりじりペースが落ちてくる。それまではアゲインストの風でしたが5km過ぎからはフォローの風。急に暑さも感じる。汗ふき用のタオルを忘れてきたことを後悔。やけにのどが渇いてくる。給水ポイントが目に入る。いつもの練習では10kmまでは給水せずに走っているので大丈夫なはずだがその水がいつになく気になる。北海道マラソンの新川通30km過ぎのコンビニのトイレが気になるのと似た感じだ。この誘惑に負けるとタイムが…。目をつぶって先を急ぐ。

ペースが落ちたがそれなりのリズムを刻むことができているようだ。

2つ目の給水ポイントがまた目に入る。ここもがまんがまん。ちらりとガーミンを確認。ペースが落ちてきたとはいえどうやらK5分40秒台を保っている。先日のなんぽろ駅伝では5kmを25分50秒だったのでペースとしてはK5分10秒。それにくらべて30秒以上遅いが距離はあの時の倍もある。問題はどこまでこのペースを保てるかだ。さきほどから私のまわりを小学生・中学生の駅伝選手が追い抜いていく。走り方はスマートではない選手もいる。ばたばたと大きな足音を立ててパワーで走りすぎていく。みねごんおじさんはスッスッハッハッの呼吸法でリズム重視。あの群馬大学名誉教授山西哲郎先生直伝の呼吸のとり方でゴールに向かいます。このコースは長四角形のコースで長い直線コースでは特に心が折れそうになります。それでも8km付近からは曲線コースになり変化が出てきて気が紛れます。ゴールまではいつもの町内周回コース外周と同じくらいの2kmと自分に言い聞かせながら進みます。

ゴール手前の直線に入ると意外とゴールまでの距離がないので元気にラストスパート。

なんと178bpmの心拍数でゴール。

結果は

00:56:53

 

ハーフの大会で10km地点で1時間を切ったことがありましたが10km大会では初めて。

まだ、多少は進歩している?のでしょうか。

 

尚、10kmの完走者数は60歳以上で93名。で みねごん44位。

トータルの10km完走者数は男女も含めて537名でした。

 

今回の10kmの大会出場は10月2日出走予定の別海パイロットマラソンの足慣らしとの位置づけです。

そのため少なくてもけがだけは避けたかったのが本音です。

しかし今回は大丈夫なようです。

 

 今年2本目のフルマラソン別海パイロットマラソンにむけて体調を整えて万全を期していきます。

 

2016/9/9 記

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