北海道の冬もようやく終わり春の息吹を感じる今日この頃。
やっとノーマルシューズで走り回ることができるようになってきました。
冬の間考えていた今年の目標も具体的イメージしなければならないときです。
2022年を振り返るとお年のせいでしょうか以前のような走りはできないものの6月の千歳JAL国際マラソン17kmを歩かず完走(平均ペースは7min5sec)できた。
しかしその後10月のくりやまハーフマラソンでは己の実力の過大評価による前半オーバーペースと下腹部痛トイレタイムなどにより2時間34分と2時間30分をオーバー。
マラソン走ってますとはとても言えない結果でした。
今年は最終的にはフルマラソンを遅くてもいい、時間内完走することを目標にしています。
休まず走り続けるための道しるべとして取り合えずハーフマラソンを2~3レース入れ込むことにしたいと思っています。
そういえば5月のゴールデンウィーク中に北海道顔マラソンがあったっけ。
42.195kmのマラニック感覚の企画。これいいかも・・・。
そこで今年最初のレースに選んだのが伊達ハーフマラソン。
道内のランナーが長い冬があけて最初に走るこの大会。
2013年から2016年まで4回出走経験がありますが今年はコースが変更となっており前半ののぼりが今までよりさらにきつくなっているよう。
そこで今回の戦略です。
昨年の千歳JAL国際マラソン17kmの走りを思い出し、きつくない程度に前半の上りを我慢して走り後半17km以降の下り坂を気持ちよくウィンドスプリントでゴ~~ル。
タイムは二の次で・・・。
ただ気になるのは関門の制限時間。
第一関門 9.15km 1時間05分(平均ペース7min6sec)
第二関門 15.6km 1時間53分(平均ペース7min14sec)
第三関門 19km 2時間15分(平均ペース7min6sec)
最近のみねごん 練習ランでは7min/kmを切ることはまずない。ただ5km以降心拍数が安定すると何とか7minは切って6分30秒くらいは期待できる。
心配してもどうしようないがとにかく現在の走力を試す意味でもどのような結果になるか気持ちのいいペースで行ってみよう。
当日の天気予報を数日前からフォローしていたがどうも雨が降りそうな予報だ。
この時期の北海道は気温も低め。
残念ながらコンディションとしてはいいとは言えないかもしれません。
前日札幌を車で出発。
早めに伊達について前半のコースを車で下見。
スタート地点から伊達トンネルまでの7kmの坂の具合をチェック。
微妙な上りが効きそう。
天気の具合は気をもんでもどうしようもない。
とりあえず早めに就寝することに・・・。
さて大会当日。
ハーフのスタートは11:20AMなので少し早めにホテルをでる。
会場まで歩いて約20分。
健康チェックシートを提出し参加賞を受け取る。
受付会場の近くにはラン友の一団がたむろしている。
ゴール後は近くの蟠渓温泉で落ち合う約束をしてスタート地点へ。
2時間30分完走グループに紛れ込む。
気温約9℃。曇り
幸い雨は降っていないがいつ降ってもおかしくない空模様。
みねごん厚手の雨合羽を着用。
写真動画の撮影の余裕はないので今回はスマホのみで走りに集中する。
参加人数1523名。
スタートの号砲とともにガーミンスイッチオン。
周りの人たちの流れにのりながら久しぶりの大会スタートです。
息が上がらないように少しずつペースを上げていこう。
1kmでガーミン君ペースを教えてくれる。
7min44secだ。
スタート時のロスタイムがあるがちょっと遅い。
2km
7min14sec
少し上がってきたか。この調子で少しずつ上げていこう。
3km
7min28sec
あれ? またペース落ちてきた。
4km
7min34sec
ゲッ。またペースが落ちた。
5km
7min11sec
ちょっと上がったか。それでも7min切れてない。大丈夫か?
高速道路の下をくぐりその後は上り坂がきつくなってくるはず。
6km
7min39sec
これはだめだわ・・・・。
それでもあきらめないでどこまで行けるか。行けるところまで行ってみよう。
そして伊達トンネル。
途中何人ものラン友とすれ違う。ここは下り坂なので6min台で元気に下るが下りきるとまた上り坂。その先には第一関門がある。周りにはランナーはほとんどいない。
そして9.2kmの第一関門。
係員にバスに乗るよう指示される。
みねごん気持ちよく走ってここで終了。
回収車は2019年のわっかない平和マラソン以来の2回目。
ミネラルウォーターを受け取りスタート地点にショートカット帰還。
その後の発表によると完走者は1244人/1523人(完走率81.6%)
男子D(60歳以上)312人/242人(完走率77.5%)だったとか。
それにしても最近のみねごん7min/kmで走る続けることさえ難しくなっているようだ。
このような予兆は4~5年ほど前(70歳ころ)からあった。
特にスタート直後の数キロの呼吸が苦しい。
一定のリズムで距離を刻むことができなくなってきている。
今回の平均心拍数は141bpm,最高心拍数は154bpm。
フルサブ5で走っていた時の平均心拍数・最高心拍数はもう少し高かった。
自分にやさしくなっているか?
それとも体力そのものが落ちているのか?
9月24日のオホーツク網走マラソン(フル)に向けてゆっくりでもいい。
7min/kmで刻んでいけるよう走り込みを続けます。
今年はマラソン人生の未来を占う1年となりそうです。
2023/4/21 記