第1回春のさわやかマラソン

2018/4/29

今シーズンの出ばながくじかれた大会、第一回春のさわやかマラソン(ハーフ)について報告します。本来ならばもっと早く公開すべきだったんですが記録もさることながら思った通りのパフォーマンスを発揮できない大会は執筆意欲も減退します。

 

初めからこの大会は7/1の函館マラソンフルのペース走と割り切っていました。

普段なかなかロングは走れないので6min30sec~7min/kmのレースペースでフィニッシュ時にどのくらいの体力が残っているか?を確認することが目的です。

 

 スタートは順調でした。

6min/kmで飛び出したものの自重。その後は6min30sec前後をキープ。

13km付近まではリズムよく進みました。

 


 突然ですが皆さん隠れ貧血についてご存知でしょうか?

通常の血液検査(ヘモグロビン値)ではわからないのですが、フェリチン量を測定することにより診断することができるそうです。

 

症状としては

・慢性的な疲労感

・不眠

・うつ

・いらいら

・風邪をひきやすい

・たちくらみ、めまい

・集中力の低下

などです。

 

今年のみねごん

練習ランでも10kmすぎには走る気が失せてしまうことが度々あります。

筋肉疲労でもなし、呼吸が苦しくなるわけでもなく頑張りがきかないのです。 


今回の大会もこんな症状で13km過ぎからは走る気が萎えてきました。

結局18km付近からはテクテク歩きが始まります。

一度歩くと走る気がますます起きてこない。

まさかハーフでタイムアウト?なんてことまで頭に浮かびます。

それでもだましだましのゴール。

 

記録:2時間25分35秒

 

大会ではモチベーションアップで何とかなると思っていましたが、

自信喪失の大会となりました。

 

 そこで隠れ貧血の話です。

毎年健康診断を受診していましたが今までかつて貧血の診断を受けたことはありませんでした。ひょっとするとこの隠れ貧血の可能性はないだろうか?

ネットで調べてみました。

ランナーによくみられる原因は走ることによる足裏の機械的刺激によって赤血球が破壊される溶血性貧血で赤血球中の鉄が大量の汗とともに体外に排泄され結果的に貧血になるとのことです。

ただ人間の体はよくできているようで赤血球が破壊されヘモグロビン値が低下してもフェリチンいうバックアップ機能があり鉄分が足りなくなったときに助けてくれるらしい。このフェリチン量が少ない状態が隠れ貧血なのです。

 

ひょっとするとこれか?

 

さらにネットで調べてみました。

なんと我が家の近くのクリニックが貧血のスポーツ内科外来を標榜している。

早速受診してみた。

 

ヘモグロビン値はすぐに判明。やはり貧血ではない。

フェリチン量は1週間くらい時間がかかる。

きっと隠れ貧血に違いないと根拠のない確信めいたものがあった。もし隠れ貧血であれば対応の仕方もいろいろアドバイスを頂けるだろうとある意味期待していました。

 

1週間後・・・

 

フェリチン量正常!!

隠れ貧血ではない。

 

えっ

じゃあなんなの・・・。あの根性なしランの原因は・・。

 

ところが肝機能の指標GOT,GPT,γ-GTPが基準値オーバー。

酒が原因?

いやいやそんなことはない。昨年後半から晩酌はやめている。時折ラン友との飲み会くらいはあるがそのほかはほとんど飲むことはなくて今年初めの検査でも肝機能指標は正常値まで下がっていたはず。根性なしランの原因ではないだろうがこれはこれでまた別の心配。

担当の先生は実に言いにくそうだったが加齢によるものか・・・との見解。

 

ランニングを始めたころはそれまでの運動不足の生活から一変。

体重は減るし夜はよく眠れる。

ゆっくりながら走る距離は伸びてくる。

当然記録も少しづつではあるがよくなってくる。

そうなると走ることが楽しいしトレーニングにも力が入る。

 

しかし昨年6年目を迎えたが記録は目に見えて落ちてきた。

走り始めて5年間が記録が伸びるといわれているが本当なのだろうか?

 

そんなことを考えながら野幌森林公園の山坂を息を切らして走り、野幌川の堰堤を横切る虫を踏まないようにジョグを楽しんでいるみねごん。

 

今年はどんなランニング人生を過ごすことができるのだろうか?

 

期待と不安の入り混じった今シーズンのスタートです。

 

2018/6/21 記