10月6日 第39回札幌マラソン当日です。天気予報では曇りのち晴れですが午前中はどんよりとした空模様。JRと地下鉄を乗り継ぎ真駒内駅からバスで会場へ。今回は奥さんが10km、私はハーフ出場です。10kmの集合は10:50でしたので10時ころには会場着。人があふれかえっています。すでに小中生・ファンペアなど3kmなどが始まっていました。
今回は荷物を預けずに芝生の上にシートを置いて済ませます。動画はちょうど会場についた時の様子をビデオにとりました。仮アップでも書きましたが今回はなるべく写真を撮って会場あるいは大会の様子も含めてご紹介したいと思っていました。今までも写真を撮ろうとは思っていたのですが私のような初心者はやっぱりそんな余裕はありません。とりあえず北海道マラソンで当初の歩かず完走を達成したこともありこれからの大会は今までとは違う楽しみ方をしたいと思っています。その第1回目の大会がこの札幌マラソンです。そもそも一昨年初めて大会で10kmに出場したのもこの大会。そして昨年は関門閉門時間が厳しい中思い切って挑戦をしたハーフ。今回は画像を余裕をもってとることができるか。マラソンっていろんな楽しみ方があるものです。
さて、奥さんが出走の10kmのスタートは11:20。シート設置地点のすぐ目の前がCエリア集合場所。奥さんの集合地点移動を確認した後、私はハーフ集合地点Fエリアへ。Fエリア集合地点からすぐの階段を上がるとスタート地点に行くことができます。まだ少し時間があったので10km集合場所からスタート地点までの移動の様子を動画にとりました。11:20にハーフ集合です。10km A~Cエリアまでの選手をカメラにおさめすぐにハーフ集合場所Fエリアにもどる。10kmスタート後に私たちもスタート地点への移動となります。
スタート地点での待機はいつものことながら緊張します。ただ、今回は記録よりも画像入手が主な目的。仮アップでも書きましたが今回の関門閉鎖時間は10km80分と緩和されていますのでかなり気軽なレースでもあります。さて今回の戦略。特にペースは設定せず苦しくない程度で走ってみよう。前半は下りですがいつもですとちょっと控えめにしたり、後半のことを気にしたりしていましたが体の動くままに走ろうと思います。ただ、調子に乗ってスピードの上げすぎだけに気を付けること。そしてシャッターチャンスを逃さずに・・・・。
例によってスタートの号砲と同時にはスタートできずぞろぞろ歩き。ロスタイムは2分30秒くらい。焦らずに周りの人たちについていく感じ。スタート直後から10km位までは下り坂。6分ちょっとのペースで進行します。通常の練習より少し早いペースですが、呼吸は全く苦しくありません。4日前の最終調整ランで10km走りましたがその時は気温も24℃くらいありおまけに長袖のTシャツのためかあるいはその前の練習ランから間があき過ぎていたせいか呼吸が苦しかったのですが、今日は快調です。呼吸の苦しさでいえば私の場合心拍数150台だと楽。160台だとふつう。170台だとやや苦しい。といった感じです。約5km付近,幌平橋手前(写真5)でこの感じは心拍数150台か?と思っていGarmin君を見るとなんと170台。どうも自分で感じる苦しさと心拍数とはかなり違いがあるようです。やっぱり本番では交感神経優位になっているのかもしれません。ところでこの心拍計ですが北海道マラソンの時は200bpmという信じられない心拍数だったのでそもそも心拍計がおかしいのではないかと疑っていました。業者に確認したところベルトの中の配線が断線している可能性が高いとのことでした。北海道マラソンまではプレミアムハートレートでしたが、製品の安定性を考えてノーマル心拍計に買い替えたところ安定した心拍数を計測するようになりました。ただ、私の場合は少し心拍数は高いようです。
幌平橋を渡り、信号を右折。右手に豊平川を見ながら南大橋方面に向かいます(写真6)
スタート直後は別として結構ランナー間に空間があり走りやすかったです。今回参加人数も6000人近くとのことですが昨年より少ない? 写真6の右手に見える南大橋には早い折り返しランナーがもう来ているはずです。
南大橋のふもとを左に折れ地下鉄中島公園駅を右に折れると札幌駅に通じる駅前通りです(写真7)。折り返してくるランナーの給水所です。相変わらず呼吸も楽です。いつものことですが走り始めて4km位は呼吸が整わないのですがこれを過ぎると楽になってきます。時間にすると20~30分後くらいでしょうか。7kmを過ぎると普通の呼吸をしている感じで乗ってきます。ちょうど写真7辺りが7kmなので一番ノリノリ状態です。ここで第1回目の給水です。給水カップ大きい!
給水所からすすきののど真ん中を駆け抜けていくと国道36号線に交わるいわゆるすすきの交差点(写真8)を走り抜けます。一番人通りの多い繁華街です。狸小路を過ぎ札幌三越を通過。昨年のコースはこの三越での折り返しとなっていましたが、今年は大通まで行きます。
いよいよ大通です。札幌を象徴するテレビ塔がこの先右手に見えてきます。正面は今年初めての走った北海道マラソンのスタート地点です。コースは大通りの南側の一方通行を西に向かいます。
大通です。折り返してくるランナーが確認できます(写真10)正面と右側の道路を走るランナーは北側の大通りから戻ってくるランナーです。さらに一番奥に見えるビルが札幌駅です。札幌の中心で走れる幸せかみしめて先を急ぎます。
南大通を西に進みます(写真11)札幌駅前通りは西3丁目と4丁目の通りとなりますがそれから西10丁目手前で折り返し北大通りを戻るコース。今回の目玉コースです。大通には買い物客でしょうか応援していただきました。復路も三越前、すすきの交差点、中島公園など札幌の主要な場所を走るのはそうそう経験することはできません。
札幌中心部を通過し豊平川にかかる南大橋を渡ります。渡りきると左に折れ河川敷に入ります。下りはこのあたりまででこれからが勝負の上り坂になります。ここまで相変わらず6分/kmをちょっと超すくらいの順調なペースです。南大橋から豊平川の河川敷へランナーが数珠つなぎ状態です(写真13)。
道も狭くなりだんだら登り坂。この河川敷はランニング教室などでよく練習したところですが何回走っても好きになれません。北海道マラソン1か月ほど前今回走る河川敷の対岸で30km走をした経験があります。見た目は上り坂とは認識できないものの負荷だけは遠慮なくかかります。
札幌マラソンはこの復路を克服しないといい記録は出せません。御覧のように(写真14)豊平川を右に見ながら単調な自転車道を南に向かいます。応援の人は少ないので力も入りにくいです。ただ、まわりは豊平川の自然がいっぱい。水鳥を目にしたり遠くの山々を鑑賞したりすることはできます。余裕があればの話ですが・・。
このような道を進んでいくと南19条大橋(写真15)の先に救護第4ポイントが見えてきます。リタイヤした人が何人か確認できます。スタート時の気温は気にならなかったんですがその後気温も上がり最高気温21.4℃、湿度も74%と途中棄権のランナーも少なくなかったようです。
14km地点(写真16)です。7kmくらいからノリノリ状態でしたがこのあたりもまだ元気です。6分20秒/km前後で走っています。やはり15~16kmくらいからでしょうか。筋肉疲労が感じられるのは。さすがに脚が棒状態までにはなりませんが少しずつ痛みを感じるようになってきます。
17km付近です。少しずつ苦しくなってきます。このあたりから6分30秒/kmを超すようになってきました。この先給水所があります。この前は7km辺りでしたからそれから10km走ったことになります。19km付近に最後の給水所となります。給水所の間隔が少しばらつきがあるようです。
残り4km地点(写真18)です。平均心拍数は15km地点からずっと170bpmを越しています。平均で170超えは結構苦痛です。それでも今回の救いはこのあと真駒内公園内のルートが昨年より走りやすくなったことです。昨年は道立真駒内公園屋内競技場を一回りしさけ科学館のほうを迂回してゴール会場の真駒内セキスイハウススタジアムに向かい近づいたと思ったらまた離れて公園を一周する精神的につらいコースでした。今回は直に真駒内公園外周を一回りするコースに変更となっています。アップダウンはあるものの昨年よりは精神的に楽です。最期のスタジアム内に入るとここで動画を撮らないととポシェットから愛機iPhoneを取り出し撮影。見苦しい画像ですが一生懸命とりました。周りからお父さんを応援している子供の声も聞こえます。
Finish後振り返ってパチリ。おかげでGarminのストップボタンを押し忘れてしましました。記録は速報値で
Gross Time
2:16:42
Net Time
2:14:26
平凡なタイムでした。昨年の札幌マラソンと比べても1分オーバー。でも今回は写真を撮ることにちょっと重点を置いてのハーフマラソン。それなりに満足です。
さて私の2013年のランニングイベントは今回で終了です。10月初旬で終わりというのも早いです。本州ではこれから本番とか。来年は北海道内だけではなく道外の大会にも参加したいものです。この冬は来年の大会品定めと情報収集を楽しむつもりです。